私達と一緒に「浦和の鰻」文化を盛り上げていきましょう

有限会社萬店

提供方法は以下の5通りですが、2022年中にEC販売を開始予定です。 ■１階　テーブル席 (５２席、予約不要) ■２/３階　完全個室 (８室、2-30名様/室、要予約) ■出前　近隣3キロ圏内 ■テイクアウト ■冷凍鰻重の自動販売機 ■新規事業(計画進行中)

■厳選された鰻が毎日活きた状態で店に来ます。 ■「いけすから提供まで」店内で一貫調理できる体制があります。 ■そして創業から135年受け継いだ高度な技術があります。 それこそがお客様との信頼と実績につながっています。私達も何代にも渡り、うなぎ屋を営んでおりますが、お客様も何代にもわたりご来店くださっております。

「別所沼」 明治24年(1891)年 　作者・福原霞外(明治時代の浦和画家) 　　　うらわ美術館所蔵 　いつからか別所沼周辺には「浦和画家」と呼ばれる芸術家が多く居を構え活動しておりました。太平洋戦争のころになると政治的・経済的にも活動が難しくなりましたが、萬店は須田剋太や林倭衛や四方田草炎という「浦和画家」の活動を食事を通して長きに渡り活動支え、別所沼周辺の作品が多く世に生まれました。 　左の絵は、明治の「浦和画家」福原霞外の作品で中ほどに描かれている萱葺きの建物が創業当時の萬店です。

昭和31年(1956)7月19日　土用丑の日 当時は、別所沼に鰻を入れた大きなビクを沈め、使う分だけ取出し、お客様に提供していました。時には、誰かに盗まれてしまったり、大水が出ると逃げ出してしまうこともありました。 昭和の萬店は、緑豊かな田んぼに囲まれたポツンと一軒家でした。店前の志木街道はバスが通るたびに砂埃がもうもうと立ち上がる砂利道でとてものどかな地域でした。昭和になり萬店近くの別所沼周辺に「浦和画家」と呼ばれる芸術家が多く移り住み、文化活動も盛んな地域となりました。今も、別所沼の横に、大正時代から続く額縁の工房があります。

ねじり鉢巻に雪駄姿、 木製の醤油樽の上で 　竹編のビクから取り出した 　　鰻を捌く 変わらないのは、 『鰻とそれを調理する手しごと』

　東京オリンピックが開催された昭和39年(1964年)に、鉄筋コンクリート2階建ての本館を開きました。菖蒲池・噴水・築山のある広大な庭園やはなれの個室を備える、本格的な料亭形式が特徴でした。この頃、鰻重の価格は現在の貨幣価値で1000円程度と庶民的であったこと、さらに高度成長期の好景気によって、連日連夜のように100人を超える大型宴会が開かれておりました。

　1960年代の高度成長期には、自家用車が急速に普及し「モータリゼーション」が花開きしました。 この頃萬店は、志木街道に面した位置にドライブイン形式のレスト棟を開きました。自家用車でお越しになるお客様を沢山にお迎えし、さらには以前では考えられない遠方からも、多くのお客様も越し頂く様になりました。

かわら屋根と、蔵づくりの佇まい、 　　バリアフリーでだれにでもやさしい 　　　　和モダンづくりの萬店 　2階にはゆったりくつろいで頂ける、完全個室が6部屋御座います。接待・御祝い・両家顔合わせ・結納・法事等、幅広いご用途にてご利用頂いており、多くのお客様に何代にも渡って御贔屓にして頂いております。また、お客様の御会食目的に合わせた細やかな“心遣い”の一つとして、床の間の生花のアレンジや、掛軸の架替え、調度品入替え、故人様を祀る祭壇等、ご用途に合わせて設えを変更致しております。